17日 自分らしさとか・・・。 #就活 #生理用品 #広告 #リクルートスーツ問題





お久しぶりです。
土曜日です。
毎度のこと
なんにもしてねえやべえ!って
なってますが、
今日は広告の話をしていきます。

広告の授業が好きすぎて
広告見ちゃうーっていう
話をしたと思うのですが、
こんな広告をYouTubeで見つけました。

https://www.youtube.com/watch?v=DgnpxqjckqQ


「すべての就活女子へ」
っていうタイトルです。

主人公は就活生たちで、
周りが就職先が決まっていく中
自分だけうまくいかない、
そこで自分らしさとはなんだろう。と
悩む姿を描いたCMになっています。

このCMのメッセージとしては、
「自分らしさを見つけだそう。
社会という見えないものに
縛られてる自分を解放してあげよう。
そして、女性としての苦労も
理解してもらえない苦労も
ソフィならわかるのです。
”羽ばたけ、自由に。”
だから諦めないで。」

と、私は読みました。

羽とか、白い衣装とか、
太陽とか、こうポジティブと
読み取れるものは、
自分らしさとか自由とかそういう
メッセージにしたい時に持ってきて、
雨だったり、カラフルな部屋や
ベッドだったり、
みんなが似たような
スーツをきてる姿とか、
こう、、、うーん、
ネガティブというか
心の迷い?みたいな感情を
連想できる場面で使用して、
主人公の悩みなどを表して
いるんじゃないでしょうか。

もう広告のアナライズが
止まらないです。

といっても、
記号学よりの簡単な
アナライズしか今の私には
できないので
きっと、マーケター視点だと
またちがうアナライズが
出てくるんだと思います。

広告って
すごいです。

生理用品って
みなさんご存知の通り、
長細いふわふわの綿です。

そこに、
人間的な意味、
例えば、就活、
自分らしさ、そして
女性として。っていう
メッセージを
つけれるんです。

生理用品は就活しませんからね!笑

しかも、「ソフィの生理用品は
就活生が自分らしくいれることをを
応援してます!」と
直接CMでいうのではなく、
匂わせるんですよね。
いろんなものを
広告で使うことにより、
私たち、消費者が
勝手にメッセージ性を
見出すようになって、
ああ、いいCMだなあって
思うように作られてるんです。

たしかに、この広告の内容は、
リアルかもしれないけど、
リアル風に作られてるだけで
本当のリアルはあなたなんですよ。
広告はどう頑張っても
フィクションなんです。

なのに、いつのまにか
自分を広告の中のキャラクターに
おいてみて、広告をみてますよね。
そうすると、ソフィが
私を応援してくれてる!
っていう気持ちに
なっちゃいませんか?

本当の広告の目的は、
他の生理用品を
扱ってる会社と
差をつくりたいだけなのに。

いや、広告すごいわ・・・。
でも、すごいだけで
終わってしまっては、
私のとってるコースの
意味がないので、
もう少しアナライズ
していきましょう。

アナライズするときは
この質問に答えます。

SO WHAT?
だからなに?

はい。

広告が商品を通して
社会的メッセージを
消費者に送り出すと、
広告の一番の目的が
見えなくなってしまうのが
問題だと思うんです。

一番の広告のメッセージは、
「私たちの会社からでてる
商品を買って!」
なんです。

でも、CM内では
そのメッセージって絶対
見えないようになってて、
その代わり、
社会的なメッセージをつけて、
商品、または会社の名前を
売り出します。

言って終えば、
この生理用品の会社の実態として
本当に自分らしさを応援してるのか
なんて広告を通しただけじゃ
ぶっちゃけ私たちは
わからないのです。

特に今の時代、
海外でもそうなんですが
フェミニストなアイディアを
テーマとして広告で
使う会社が多いと思います。

#metoo や
#timesupなどなどを
みればわかりますが、
流行りなんですよね。

そこでそのような広告を
みせられてる私たち、女性は、
結局広告のような世界は
私たちが住んでる現実には
数少ないので、
広告のキャラクターになるには
商品を購入するっていう手しか
ないのです。

現に社会にでて働いてる女性と
工場でパートタイムで働いてる女性
どちらが多いでしょうか。
今年の大富豪ランキングの中に
女性はトップ10にはいっていましたか?
ソフィの親会社?のユニチャーム、
幹部と呼ばれる中に、
どれだけ女性はいるのでしょうか?
そもそも男女のお給料の差は
ないのでしょうか。
ユニチャームに限らず、
どんな広告でも
こういう本質的な問題解決に
導くようなことって
広告の中ではわからないのです。

そしたら、フェミニズムが社会的な
意味を持たずに、
ビジネスのため、
誰かが利益を得るため
でしか使われなくなったら
それこそ問題です。

もちろん、CMをみた
女性のみなさんが、
自分らしく生きていこうって
思うのはたしかに素晴らしいこと
だとは思いますが、
実際自分らしく生きていくために
自分が使う生理用品が
ソフィである必要があるかないかと
言ったら、正直ないですよね。

石鹸でも、
お化粧品でも、
同じことが言えます。
たくさんの
女性がターゲットの広告で
自分に自信をもて、
自分らしさを大切に、
自分ってなんだろう、
などをテーマにすることで、
私たち、女性、消費者は
自分らしくするには、
どうするんだ、
この広告の
キャラクターになるには
どうするんだと、
悩むこともあると思います。
けど、広告の中の世界は
フィクションで、
私たちがいるリアルでは、
結局できないことが多いんです。
現に、大富豪ランキングの中に
女性はいませんしね。
そんな現実を
つきつけられてしまったら
結局一番できること、
それは商品を通して、
自分らしさを表現するっていう
選択肢以外なくなってしまうと
思うのです。

ただ、もちろん
広告の中のキャラクターと
自分を重ね合わさなければ
商品を通して自分を表現するっていう
発想にはなりません。

私が言いたいのは、
裸でいたって、
すっぴんでいたって、
どんな洋服をきてたって
モラルを守る程度に
なにをしてたって
自分は自分なのです。

自分らしさとは、
商品が知ることじゃなくて
あなたが知ることです。

自分らしさを表現するには、
商品が表現するのではなく
あなたが表現するのです。

商品を選ぶプロセスが
自分らしさを表現してるっていう
意見もあるかもしれませんが、
実際、そうでしょうか?

それは、たくさん選択肢がある
今の時代だからこそ
そういう考えになっているとも
言えませんか?

だから、就活の
リクルートスーツ問題が
ありますが、
それは消費社会が
生み出した問題であって
私たちは何を着ていても
なにを食べていても、
自分なんだ、と知ることが
大切なんでは?と思います。

もちろんそんなことを
商品を売り出したい
広告を通しては
教えてくれないのです。

長くなってきたので、、、
まあ、まとめると、、
広告、おもしれえ!ですね。笑

あの、ソフィさんや
ユニチャームさんが
嫌いとかそういうことじゃないんです。
いや、書いてて不安ですよね。

こういう記事を書いて、
自分の就活に影響したら
やべえぞって
思いましたもん。

本当に、あのもしもですね、
こう、、、企業様がこの記事を
みていたらですね、、、
批判をいう子って
いうのではなく
いろんな視点から
みれる子という風に
受け取っていただければ
私満足です、はい。

いや、
会社に私満足ですって
いう?!

ビジネス言葉難し。

こう、この記事を書く
きっかけになったのは
私の日本にいるお友達が
今ちょうど就活してて・・・・
なんていうか、こう、、、
私ももし日本で生活してたら
就活してたのかとか、
考えると、、、
なんていうか、、、
すごすぎますよ、、、
スーツ着て面接=大人
っていうイメージが
小さいころにあったのに
そのスーツ着てるのが
私と同い年の
お友達なんて・・・・
信じられません。


本当に、、、、
みなさん尊敬してます。


はい。

いや、長すぎるわ。


まじで、
ここまで読んだあなたも
(もしいらっしゃれば、)
尊敬します。
私なら、途中で
YouTubeみ始めます。

ありがとうございました。

では。




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